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POSTER紙々の深き欲望 小笠原正勝ポスター群像 6/15(金)-17(日), 6/22(金)-24(日)


コンピューター時代の錯綜する情報のなかで! POSTER紙々の深き欲望 小笠原正勝ポスター群像 2012.6.15(fri)-17(sun), 22(fri)-24(sun) OPEN 13:00-20:00 本展は、アンゲロプロス、ゴダール、タルコフスキー、鈴木清順といった錚々たる映画監督作品のポスターデザインを手掛け、現在も映画・演劇ポスターデザインの第一人者として活躍する小笠原正勝氏のデザインの仕事に光を当てる試みです。 ■作家コメント 今回の展覧会は7回目であることと、会場の特性や雰囲気を生かすことを第一に考へ、原寸大のものだけでなく、縮小されたものを「群像」というかたちにして、できるだけ多くのポスターを展示する。壁に貼ってあるポスターを通りすがりに見つめる「街角の芸術」から「手にとって読むような展覧会」あるいは「ポスターと語りあう展覧会」のスタイルをつくろうと思う。映画やお芝居が日常生活のなかの一部であるように。そんな理由から年代順や会社別、国籍別、監督別のなどの分け方という従来の選び方ではなく、表現されたもの(デザイン)を通して語れるようにピックアップしたい。映画だけでなく演劇や音楽など「劇的」なものとして構成。全体的には最も数の多い映画ポスターを「あの遠い日の映画への旅」というふうに、年代も国籍も作品ジャンルも一括りにした自由な展示にする。そこの居場所に立ち会うひと個々の映画体験の想いに重ねあわせられるような劇的空間になればうれしい。天井からつり下げられたポスター、スライドで映写されたポスターの効果も含めて・・・。コンピュータ時代の大量の情報が錯綜するなかで! 小笠原正勝 ■プロフィール 1942年東京に生まれる。武蔵野美術大学デザイン科卒業後、東宝と東和のデザイン制作会社で芸術座、東京宝塚劇場、日劇などの演劇のポスター・広告のデザインを担当する。その後、フリーとなり映画館の映画ポスターのデザインを観歩くためニューヨーク、パリ、ロンドン、ローマを訪れ、帰国後、映画ポスターを手掛けるようになる。岩波ホールのエキプ・ド・シネマのポスターデザインは74年の設立当時から、その他フランス映画社バウ・シリーズ、ATGの仕事、また東宝東和作品を中心に、松竹、東映、大映、東光徳間、俳優座シネマテン、三百人劇場などそれぞれ40年以上にわたる仕事になる。演劇ポスターの仕事に歌舞伎座、新橋演舞場、俳優座劇場、彩の国さいたま芸術劇場の他、地人会では多くの新劇、現代劇の仕事がある。 http://www.ogasawara-design.jp/ ■これまでの展覧会   1990年「映画演劇ポスター展・もうひとつの劇」八重洲ブックセンター 1998年「映画演劇ポスター展」春日部市・正風館ギャラリー 1999年「ヴィジュアルデザイン展・劇の発見」八重洲ブックセンター 1999年「街角から再びー伝達する風景」彩の国さいたま芸術劇場 2000年「演劇ポスター展・イメージとしての劇的世界」彩の国さいたま芸術劇場 2004年「小笠原正勝映画ポスター展」横浜市若葉台(わかば映画祭)ホール

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