映画『手でふれてみる世界』劇場公開記念展「手でふれてみる展覧会」2/2(木)-19(日)
(写真:山本糾)
「手でふれてみる展覧会」
映画『手でふれてみる世界』劇場公開記念展
2月2日(木)— 19日(日)
OPEN:木曜—日曜、13:00—19:00(最終日のみ17:00まで)
入場無料、予約不要
2023年2月、日本唯一のユニバーサルシアター、シネマ・チュプキ・タバタにて、ドキュメンタリー映画『手でふれてみる世界』が劇場初公開されます。これを記念し、映画館から徒歩圏内に位置するギャラリーOGU MAGにて、「手でふれてみる展覧会」を開催いたします。
「触察」という、彫刻に手で触れて美術鑑賞をする活動は、本映画の舞台であるオメロ触覚美術館(イタリア)にて行われ、日本では、今年40周年を迎える渋谷区松濤にあるギャラリーTOMがはじまりの地として知られています。本展覧会では、映画のスチル写真展示や、7名の作家による彫刻作品を視覚だけでなく、触覚とともに鑑賞しながら、皆さま一人ひとりにとって、豊かな世界と出会う機会となることを願います。
彫刻:大竹利絵子、北川太郎、高見直宏、冨長敦也、長谷川さち、ヘンク・フィシュ、ホセイン・ゴルバ
デザイン:伊勢功治 イラスト 駒形あい
企画:岡野晃子(映画『手でふれてみる世界』監督)
協力:シネマ・チュプキ・タバタ、ギャラリー OGU MAG
下記 関連イベント、ワークショップは大人気でSNSで宣伝したところ既に満員御礼になりました。ありがとうございます。
関連イベント:
①「目をとじて、手でふれてみる世界」
2月5日(日)15:00—16:30 →【満員御礼】
2月11日(土)15:00—16:30 →【満員御礼】
触覚をとおして彫刻と対話し、見えてくる世界を、子どもから大人まで、参加者それぞれに表現するワークショップ。
②「旅をして、世界にふれる方法」
2月19日(日)15:00—16:30 →【満員御礼】
広瀬先生の楽しいお話や触察体験をとおして、世界を豊かに感じる方法について学ぶワークショップ。
③半田こづえさん(ふれる鑑賞研究者)「ふれる鑑賞」を体験するワークショップ。
2月4日(土) 15:00-16:30 →【満員御礼】
イベント以外にも展示中は多様な交流、発見があると思います。
皆様のお越しをお待ちしております。
#sculpture#彫刻#art#gallery#artwork#artgallery#アート#OGUMAG#カフェ#cafe#焼き菓子#田端#荒川区#東尾久#ギャラリー@sitamatihanafes 参加
(写真:山本糾)
🎬🎬🎬🎬🎬🎬🎬🎬🎬🎬🎬🎬🎬🎬🎬🎬🎬🎬🎬🎬🎬🎬🎬🎬🎬🎬🎬
映画『手でふれてみる世界』は、
日本で唯一のユニバーサルシアター、東京 田端にある
「シネマ・チュプキ・タバタ」にて劇場初公開
本映画は、視聴覚に障害のある方、車椅子の方、小さなお子さまを連れた親子連れなど、さまざまな理由で映画館へ行くことをためらってしまう方々が安心して映画を楽しめる、日本で唯一のユニバーサルシアター・シネマ・チュプキ・タバタにて、劇場初公開されます。
本映画の音声ガイドも、チュプキの運営母体である「バリアフリー映画鑑賞推進団体 City Lights」により、丁寧に制作されました。音声ガイドは、視覚障害を持つ方だけでなく、見える人にも体験していただくことで、視覚以外の感覚を使った豊かな世界との出会いがあります。
ぜひこの機会に、音声ガイドとともに、映画鑑賞を体験してみてください。
ホームページ:https://chupki.jpn.org
20席ほどの小さな劇場です。事前予約をお願いいたします。
上映期間
2月 2日(木)~14日(火) 12時50分~13時50分 ※8日(水)休映
2月16日(木)~28日(火) 12時40分~13時40分 ※22日(水)休映
※日本語字幕・イヤホン音声ガイドつき上映
音声ガイド制作:バリアフリー映画鑑賞推進団体 シティ・ライツ、Chupki
字幕制作協力: 日本映像翻訳アカデミー
チケット料金
一般 1,500円/シニア (60才以上) 1,100円
学生・ユース(22才以下) 1,000円/中学生以下 500円
チュプキサポーター会員(一般1,300円、シニア1,000円)プアエイド 1,000円
CINEMA Chupki TABATA シネマ・チュプキ・タバタ
〒114-0013 東京都北区東田端2-8-4(JR田端駅北口より徒歩7分、業務用スーパー隣)
TEL・FAX 03-6240-8480(水曜休)
ドキュメンタリー映画「手でふれてみる世界」について イタリア・マルケ州アンコーナに暮らす、視覚に障害を持つアルド・グラッシーニと妻のダニエラ・ボッテゴニ。芸術を愛し、80カ国以上を旅して、それぞれの文化が生み出してきたもの、自然や生きものに手で触れながら世界と出会ってきた。しかしながら、どの国を訪れても、美術館で作品を鑑賞することだけは困難だった。美術作品を後世に残すため収集、保存、公開する美術館と呼ばれる場所では、ガラスケースや柵越しに作品を見ることに重きをおいた、「視覚優位」の活動が行われているからだ。ならば自分たちで、見える人も見えない人も、ともに美術作品に手で触れて鑑賞できる美術館をつくろうと、夫妻は自ら行動し、「オメロ触覚美術館」を創設する。1993年にマルケ州の支援によって開館したこの美術館は、1999年にはイタリア議会の承認を受け国立の美術館となり、子どもから大人まで、視覚に障害がある人もない人も訪れる、すべての人に開かれた美術館となった。そこで働く人、訪れる人、かかわる人々は、「美術館とは何か」を静かに語りかけてくる。 日本で長年に渡り美術館運営に携わってきた監督は、オメロ触覚美術館の存在、その活動に心動かされ、この世界の断片を多くの人に伝えたいという思いからカメラを手に取った。「手でふれてみる世界」をテーマに、触れることが困難なコロナ禍の下でイタリアへ通い、見えてきたものとは。
制作年:2022年 制作:pangolin arte 監督・撮影:岡野晃子 編集:早川嗣(ポレポレタイムス社) 協力:オメロ触覚美術館、MART近現代美術館、ポレポレタイムス社、ヴァンジ彫刻庭園美術館
配給:ポレポレタイムス社
Comentários