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大貫隆司 個展「leaves」7/8(木)-7/18(日) 



大貫隆司 個展「leaves」

7月8日(木)-7月18日(日) 

※期間中7月12(月)、13日(火)、14日(水)休廊

OPEN:13:00-19:00(最終日は18:00まで)


#大貫隆司 個展「leaves」を開催します。


■ステートメント


 線は、物を象る認識を表明したり図示するだけでなく、新しい客体としても機能します。象るという一般的な役割を失わせるため、私は、対象物を線と色と形の対比として解体します。すると突然、線自体の存在感や形の生命力がきらめくように現れ出てくる瞬間があります。この線や形のきらめきが私の制作の動機です。

 支持体上の線や色から受ける網膜的な刺激。その刺激に反応する意志は、手指の運動を経由して絵具という形で支持体に痕跡をとどめます。痕跡は、再び網膜を通して私の肉体に増幅された刺激となって帰還することになります。このような反省に基づく制作にもっとも適しているのは、ゆっくり固化する油絵具です。

 油絵具の特徴は、制作を中断したあとも時間をかけて固化する乾性油が絵具表面で乱反射を抑え、長期に渡って制作時の状態を保つことができることです。溶剤が揮発する一方、乾性油が酸素を取り込み固化することや乾性油は光がないところでは黄変することといった性質は、光に応じて呼吸する葉のようです。私は、身の回りにある葉を考えながら、葉を意味するleafの複数形であるleavesをこの個展の題名にしました。

 葉が集まると、それぞれの葉が相互に作用し干渉します。一枚ごとの作品とともに複数の作品の集合した場としての「leaves」。ごゆっくりお楽しみください。


■大貫隆司 (おおぬき たかし)


1974年荒川区生まれ。

14歳頃、画家の祖父と叔母達から影響を受け油絵を描き始めたが、美大を目指すことなく独自に絵画の有り様を模索することを決意。

和洋問わず様々な絵や理論を研究してきた。

現在は事務員として働く一方、これまで以上に精力的に制作を続けている。


2010年 二人展 小島敦子・大貫隆司展、千葉県佐倉市立美術館

2006年から毎年 グループ展 荒風会作品展、ギャラリーくぼた


instagram https://www.instagram.com/teakeysee/


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