あらかわの和vol.2「田村家の銀細工」 4/5(火)- 4/10(日)
あらかわの和vol.2
田村家の銀細工
2011年3月22日(火)- 3月27日(日)を予定していましたが、震災の影響を鑑み会期を下記に変更します
2011年4月5日(火)-4月10日(日) 13:00~19:00 入場無料
本展は銀盃、和洋食器、スプーン、フォーク、美術工芸品などの銀製品を製作し、その品質と技能が高く評価され、宮内庁に納められる銀食器や、エリザベス女王へ献上の宝石箱なども手がける株式会社タムラの手仕事に光を当てる試みです。鎚目打ちや霰打ちの名人であった初代・田村秀義氏の作品と、デザインに定評のある二代目・田村弘樹氏の作品を展示、販売し、会場に田村家のアトリエの一部を再現し、映像で田村秀義氏の偉業を振り返ります。
田村弘樹氏による指輪作りのワークショップと実演販売
4月9日(土)14:00~17:00
参加費=1500円 会場=OGU MAG
■田村秀義氏 プロフィール(1936 - 2010)
長野県生まれ。中学卒業後上京し東京銀器片山商店で銀細工の修行を積む。25歳で独立し、32歳の時に現在の株式会社タムラを設立。田村氏の槌目を打って模様をつける加飾工程には特に定評があり第14回東京銀器コンクール伝統的工芸品産業振興協会会長賞を受賞し1997年には、その高い技術と卓越した技能により「荒川マイスター」として表彰される。後進の指導、育成に力を注ぎ、モノづくりの楽しさを次世代へ伝えた。
■田村弘樹プロフィール(1968 - )
東京都荒川区生まれ。大学卒業後、宝飾関連会社への就職を経て、1993年より父・田村秀義に師事。金銀工芸タムラの二代目として銀師(しろがねし)の技を受け継ぎ、デザインから仕上げまで一貫して手掛ける高度な技能が評価され、第4回全日本金銀創作展アイデア賞を受賞する。
4月5日(火)-4月10日(日)の「田村家の銀細工」の展示とワークショップは節電に協力させていただきます。ご理解の程どうぞ宜しくお願い申し上げます。また一日も早い被災地の復興と、皆様のご健康を心からお祈り申し上げます。OGU MAG