緒方佑亮 「foliage gray」9月8日(木)ー18日(日)
緒方佑亮 「foliage gray」
9月8日(木)ー18日(日)
OPEN: 木曜-日曜、13:00-19:00 (最終日は18:00迄)
群葉を通して見えたグレイ
私は自分の中で印象に残った出来事や
心の中で強く想った事が色彩として記憶に刻まれる事がある。
ある日の印象に残った時の事を振り返ってみて
色彩で表すとこんな言葉になりました。
介護の仕事をしたのは、友人に紹介してもらったのがきっかけでした。
今まで人と接する仕事を選んで来なかった私が、介護者として働き
そこで出会った人と接する中で経験した事が
時間とともに少しずつ影響し、描く対象や制作に対する
考え方も変わって行きました。
人間の魅力、矛盾、ユーモア、怖さ
時として垣間見る彼らの在り方を見ていると、
何とも形容しがたいが考えさせられる何かがありました。
日々の生活で元気を貰う時もあれば、時には困難な状況に行き詰まる時もあり、
そんな時は無意識にふと立ち止まって野に咲いている植物を見て
少しでも気分を落ち着かせてました。
今回の展示は絵画を通して告白性を大事にしたく、
自身の体験から発展した作品を展示したいと思います。
■緒方佑亮(おがたゆうすけ)
1981年 長崎県諫早市生まれ
九州電気短期大学情報処理科卒業
20の時に友人の紹介で見た個展がきっかけで絵画に興味を持ち制作を始める。
印刷物への興味から様々なコラージュ作品が多かったが
介護の仕事を通して経験した事で扱うテーマが
次第に人物や植物に変化する。
身近なものや、インターネットを通して知る自分から遠いものを
きっかけにして人間模様や植物を描く。
Comments